エナノバナナ060916 [教会日誌]
礼拝の前にチリ人のHさんと少し話をしました。わたしがHさんに「どうですか」と尋ねると、「とくに代わりはありません、パスト~ルはどうですか」と訊いてくれたので、その週にお亡くなりになった方とその葬儀のことを話しました。すると、Hさんにもお亡くなりになった方と似たような状態の友だちがいて、もしかしたら、Hさんがその人の唯一の友だちかも知れない、また、その友だちはとても苦しい状況を抱えているけれども、ある日、その人が植木鉢を手入れしている後姿が幸せそうなのを見てなんだか救われた気がした、というようなことを話してくれました。礼拝の中で、Hさんは亡くなった私の友人のために祈ってくださいました。
礼拝後、司会のMさんが、ぱすと~る、誕生日おめでとう、と言ってくれました。そして、皆が拍手をしてくれました。十月生まれのわたしは、礼を述べ、来月の同じ日には、もう一度、わたしの誕生日があるので、その時も、もう一度拍手をください、とお願いしました。
お茶の時間はSさんがもってきてくれたバナナをいただきました。エナノバナナなのですが、エナノとはスペイン語で「小さい、小さい人」という意味だそうです。日本とペルーでは差別語の感覚も違うように思いました。スペイン語では差別のニュアンスがないようなものでも、日本語の辞書の訳語をそのまま当てはめると、差別の響きを持つ言葉もいくつかあります。
2006-09-17 05:27
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