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異文化共生への試み060624 [教会日誌]

先週から来始めた方から、礼拝でメッセージを語るなど、牧師の手伝いをしたいというお申し出がありました。うれしいことです。しかし、難しい面もあります。この方はペンテコステ派というキリスト教の一派の背景を持っています。この派は、祈っている内に何語でもない普通には意味不明の言葉を忘我状態で発する経験を重視するということです。そういう教派のあり方は尊重しますが、ペルー人教会にはそのような経験には違和感を感じる人々もいます。また、カトリック、プロテスタント、キリスト教徒でない者など、わたしたち一人一人の背景は様々です。そこで、この方も含め、皆で話し合い、この方に時々、礼拝でメッセージをしてもらうこと、おたがいの考え方や背景を尊重しあうこと、自分たちのやり方を強制しないことなどを確認しました。今のところ、メッセージだけをお願いしているので、忘我状態で不思議な言葉を発する現象が起こるかどうかはわかりませんが、これはわたしたちの教会がこれまでなじんてきた文化とはかなり異質なものなので、かなり大きな挑戦だと思います。しかし、これまで良く知らなかった文化から学んだり、相互尊重によって何かが生まれたりするきっかけにもなると思います。


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