沖縄の旅20060723 [教会日誌]
二泊三日で沖縄に行って来ました。総勢8名、日系ペルー人3名、台湾人1名、日本人4名の旅でした。主な目的は米軍基地という巨大な問題についてほんの少しでも知ること、そして、ウチナンチュー(沖縄の人)にルーツをもつ日系ペルー人とウチナンチューが知り合うことにありました。
最初の日、9時発の飛行機に乗るのに空港に8時40分に着くというようなハプニングがありましたが無事機上の人となり、S教会のK牧師が待つ那覇空港に降り立つことができました。
K牧師はこの四月に沖縄に赴任しましたが、それまでにも何度も沖縄を訪れておられ、沖縄事情に詳しい方です。まずは昼食をということで、古い民家を改造した沖縄そばのお店に連れていってもらいました。
昼食後は沖縄南部にある平和祈念公園に行きました。20万人を越える戦死者のお名前が石に彫られていました。ペルー人教会の日系ペルー人たちと同じ苗字の名前もいくつもありました。
続いては、今度は高速道路を使って二時間ほど北上し、辺野古の海に行きました。辺野古沖の海上に米軍基地を建設するという最初の計画は、「命を守る会」の人々らの命がけの行動によって阻止されましたが、今度は、近くのキャンプシュワブ沿岸に建設する計画が出されています。辺野古のテントでお話しをうかがったT牧師の「平和学習でもなく、基地反対でもなく、基地阻止だ」という言葉が重いです。
夕方は南部に戻り、S教会の屋上でバーベキュー。スーパーで肉やビールを仕入れていくと、教会では教会の方々がおにぎりやデザート、サーターアンダギーなどを用意して待っていてくださいました。
翌朝はS教会の聖書研究会に出席。いつもなら、K牧師の聖書講義と参加者の祈りがあるはずでしたが、この日はわたしたちのために時間を割いてくださいました。ウチナーグチ(沖縄の言葉)で讃美歌を歌い、S教会とペルー人教会双方が自己紹介した後、日系ペルー人Mさんの半生や劇団セロ・ウアチパの活動について聞いていただきました。S教会の皆さんから活発な質問をいただきました。また、ペルーについて前もって調べてきてくださった方もおられました。S教会の中には台湾出身の方もおられ、ペルー人教会の台湾人メンバーRさんと楽しそうに話しておられました。最後は、ウチナーグチとスペイン語で主の祈りを唱えました。
午後はビーチに出かけ、ガラスボートに乗ったり泳いだりして過ごし、夕方、那覇のホテルに着きました。夜は八人で国際通りを散策、沖縄料理のお店でおいしいものをたくさんいただきました。
今回はK牧師に全面的にお世話になりました。ほんとうにありがとうございました。これを機会に、また、何度もお訪ねしたいです。今度は、皆さんのお話をもっと聞かせていただき、また、わたしたちの劇もごらんいただきたいと思います。ニフェーデービル。
はじめまして、こんにちは。
たまに覗いているブログのリンクからやってきた、ラテン好きのウチナンチュです。
報告、とても興味深く読ませていただきました。
この教会、どこなのでしょうか? 母がやはりクリスチャンで、うちなーぐち版の賛美歌に取りくんだことがあります。 残念ながら、まだその歌を聞いたことはないのですが...。
それではこれからもちょくちょく遊びにきますので、どうぞよろしく〜。
by あっこ (2006-08-03 01:30)
あっこさん、こんにちは。
ようこそおこしくださいました。
これは南城市の佐敷の方の教会です。
またのぞきにきてください。
by パストール (2006-08-03 04:46)