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真夏の昼の劇の上演 [教会日誌]

 劇の上演をしました。内容についてはこの一つ前に書いた「真夏の昼の劇の練習」をごらんください。
 本番は20日(日)の午後1時。19日(土)の午後5時に集まって練習に励みました。会場の教会には夏休みのプログラムで子どもたちが泊まりに来ていて、練習を興味深そうに見たり、いろいろコメント(?)したりしていました。
 二回通し稽古をして、七時からはいつもの礼拝。礼拝後、子どもプログラムのお相伴にあずかってすいかをいただきました。八時半から最後の通し。それを見学していた日本人のおばあさんが、畑を耕す場面になると、突如皆と並んで鍬を扱う身振りを始めました。誰もそれを留めることなく、「一緒にやりますか」とKさんが声をかけるとうれしそうでした。
 いよいよ、20日の午後1時。来る予定にしていた役者が一人来ませんでしたが、もともと、練習に一度も来ていない人でしたので、影響はありませんでした。本番だけ来る人とも一緒に演技をしてしまう、来なければ来ないで、それでもOK。このアバウトさも劇団セロ・ウアチパらしい点です。
 劇を見に来てくれたのは、メンバーの家族、友人、教会の日本語メンバー、子どもたちなどでした。日本人、韓国人、ペルー人、チリ人・・・・・。教会の日本メンバーたちも劇の常連客で、セロ・ウアチパの作品はいくつも見てくれています。「この劇団のファンです」と言ってくれる方もおられました。また、今回の劇の主役(67才)と同世代の人も多く、それぞれ自分たちの歩みに思いを馳せていたようです。


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コメント 2

uru_uru

こんにちは。先日は観劇に行けずに残念でした。このサイトでストーリーを読ませてもらったら、昨年サンパウロに行った時を彷彿としました。リベルダージという東洋人街のメトロ駅前は、いつも「デカセギに行かないか」というチラシを配る人たちがいました。ビザを取るための戸籍謄本取得代行や、日本での就職を斡旋するといった内容が書かれていて、ぼくはこれで、デカセギに行くには何が必要なのかを理解した次第です。沖縄でT氏のおじいさんが受け取ったのも、こうした類のものだったのでしょう。時代は巡りめぐって、南米から日本へ人を送り込むチラシになりましたが、きっとこうしたチラシはいつになっても地球上から消えることはないのでしょう。それで“移住”する人たちが幸せになってくれればそれはそれでいいのですが…。T氏は、いつも控えめな印象の人ですが、とてもドラマティックな人生を送っているんですね。たくましいと感じました。経済的困難を海を渡って解決するなんて、ぼくにはなかなかできない。
by uru_uru (2006-08-25 14:01) 

ibuho

uruttiさん、コメントをありがとうございます。
文面からTさんをご存じの方のようですね。
彼はとてもいろいろなことを知っているし、舞台の上ではとても情熱的です。
劇はこれからも上演しますので、ぜひ、次回にお会いしたいです。
by ibuho (2006-08-26 16:11) 

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